抑肝散(ヨクカンサン)は痛みを緩和させる作用を持つ甘草や、熱や炎症を冷まし、腹直筋などの筋肉の緊張をゆるめる効果のある柴胡。

脳循環を改善し、手足のけいれんにも効果的とされる釣藤鈎などの7種類の生薬から作られます。

効能は、虚弱体質で神経が高ぶる次の症状、神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、平肝熄風、気血双補まどがあります。

また、やせ形で虚弱、腹直筋に緊張がある患者のけいれん、不眠、情緒不安、自律神経失調症、血の道症、夜泣きなどに用いられます。

だいたい、これは2週間から1か月間ほど、ずっと飲み続けると効果があると言われます。 種類の一つである抑肝散を使った患者の家族の話では、患者の気持ちが落ち着き、自然な笑顔が見られるようになり、更に家族とのコミュニケーションの機会が増えたそうです。

国民年金有資格の65歳以上の10人に1人がなると言われるアルツハイマー型の認知症ですが、2016年に患者数が全国で250万人に達すると総務省の統計でいわれています。

認知症は記憶障害、判断力低下といった中核症状 とともに約7割の認知症患者に深夜の近所の徘徊、幻覚、睡眠障害などのような周辺症状(BPSD)が現れます。

実は献身的に介護する同居の家族にとってはこの周辺症状が大きな問題となっています。

抑肝散は、身体機能を低下させずに周辺症状を上手にコントロールできるという意味であります。 これが、やはり従来にない新しい治療薬と言われています。

また、これは日本では将来的に長期投与においても、メジャートランキライザーでよく起こるバランスを大きく崩しての転倒や誤嚥性肺炎などの発生がなく、これは後期高齢で自制が効かない問題行動のある患者に非常に使いやすいと口コミでもされています。

≪ヨクカーンS(抑肝散加陳皮半夏)成分≫12錠中:ハンゲ2.50g、ソウジュツ2.00g、ブクリョウ2.00g、トウキ1.50g、センキュウ1.50g、チンピ1.50g、サイコ1.00g、カンゾウ0.75g、チョウトウコウ1.50gより抽出した水製エキス3.00gを含有しています。

そして現状では、これは不純な添加物としてセルロース、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、飴、メタケイ酸アルミン酸Mg、カラメル、カルナウバロウ、サラシミツロウを含有しています。