抑肝散(ヨクカンサン)は神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の“こわばり”や“つっぱり”をゆるめて、心と体の状態をよくします。 具体的な症状としては、イライラ感や不眠などの精神神経症状、他には、手足のふるえ、けいれん、子供の夜なきやひきつけなどに適応します。 疳の強い子供にも好んで用いられ、また腹直筋が緊張していることも使用目安です。 虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症: 神経症,不眠症,小児夜なき,小児疳症に効果があるとされています。 大杉製薬の医療用漢方製剤の抑肝散エキス顆粒製剤は、効能・効果は市販の一般薬よりも濃度が約1.5~2倍あります。




抑肝散の構成生薬は柴胡(サイコ)、釣藤鈎(チョウトウコウ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、当帰(トウキ)、川きゅう(センキュウ)、甘草(カンゾウ) の7種類です。 柴胡は、熱や炎症をさまし、腹直筋など筋肉の緊張をゆるめる働きをします。 釣藤鈎”には脳循環をよくする作用があるとされ、手足のふるえ・けいれんなどにも効果的と考えられます。 蒼朮と茯苓は、水分循環を改善する漢方の代表的な利尿薬です。 茯苓には、気分を落ち着けたり、動悸をしずめる作用もあるといわれます。 これに、血行をよくして貧血症状を治す当帰と川きゅう、緩和作用の甘草が加わります。 これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。 病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
≪オースギ抑肝散エキス成分≫本剤は1日量7.5g(または3包)中 日局トウキ3.0g 局外生規チョウトウコウ3.0g 日局センキュウ3.0g 日局ビャクジュツ4.0g 日局ブクリョウ4.0g 日局サイコ2.0g 日局カンゾウ1.5g 上記生薬より抽出した水製乾燥エキス(抑肝散料エキス)3.7gを含有する。